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1ー2 お金を手にする方法は6つある?その仕事は誰のため?何のために働くの? │ 人生見直し物語 ~牛と梟との不思議な出会い~

1ー2 お金を手にする方法は6つある?その仕事は誰のため?何のために働くの?

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自分と向き合い始めるススム

ススムは悩んでいた。

ウシシマくんに言われた【自分で行動を起こす】ということに対して、自分が出来ていないことがよく分かっていたからだ。しかし、そんなススムでさえ、生活が出来ていたことは事実で、今まで他力本願で生きてきた自分に新たに努力をするという大変さを自分に課すことのハードルは異常に高かった。そんなススムが長時間悩むことが出来るわけもなく、考えることに嫌気がさした。ススムは、気分転換に立ち上がるとそのタイミングで家の近くでバイクが止まった音を聞いた。

年賀状が来たのかな?

そう言って、ススムは郵便受けを見にいくと数枚の年賀状が届いていた。年賀状は、結婚した友人の報告や出産の報告、あとは自分がよく行く店舗から数枚。本来なら、過去の友人の近況を知り、昔を思い出すいい時間のはずが、どこかスッキリしない。

周りは皆進んでいるのに、俺は何をやっているんだ。。。

考えれば考えるほどそんな気持ちは強くなり、焦りへと変わる。しかし、どこから踏み出せばいいのか。ススムは結局その日1日、自分の未来のことについて頭の中がいっぱいになっていた。

あっけなく再会とスタートする牛と梟のサポート

翌日ー。

モヤモヤした気持ちを解消するために、ススムは昼前から散歩に出かけた。2日というのに、初売りで多くの店が賑わっていた。ススムは多少は気が紛れると思い、安心しながら散歩をしていると、スーパーの前で出している屋台の前で騒いでいる声が聞こえた。何やら聞き覚えがある声だ。

モ~、なんでこれこんなにいいニオイするの?これ絶対美味しいでしょう♫

いやいや、これの方が絶対美味いぜ!なんとかして食べる方法ないのか?

ウシシマくんとユージンが、屋台の前でヨダレを垂らしながら、前のめりで商品を眺めていた。ウシシマくんはどうやら大判焼きが、ユージンはキャラメルポップコーンが気になるらしい。ススムは屋台に近づいて行って、2人に話しかけた。

2人とも何やってるんだ?店が迷惑だろう。

あら!?これはこれはススムくん。神の遣いとしてみっともないところを見られてしまいましたね。

ウシシマくんは冷静に答えたが、ヨダレを垂らしている。

ヨダレ出てるよ。

ウシシマくんはハッとしたように急いでヨダレを拭いた。

ススムよ、あんまり人前で俺たちに話しかけない方がいいぞ。他の人には俺たちの姿と声は聞こえてないから!

ススムもハッとしたように周りを見るとお店の人に不思議そうな目で見られていたことに気づく。ススムは軽く咳払いをして、大判焼きを購入した。そして、キャラメルポップコーンを購入した。

ウシシマくんたち、ここじゃ話出来ないから家に来なよ。

ウシシマくんとユージンは目を輝かせながら、ススムについて行った。

ススムの家に着くと、ススムは2人にそれぞれ買った大判焼きとキャラメルポップコーンをあげた。2人は大喜びしながら食べた。

ススムくん、キミはいいヤツだな~。

胃袋掴まれると自然と高感度上がるもんな。飢餓には勝てないな~

2人はやっぱりお腹とか空くのか?

いや、我々は別に食べなくても生きていける。神の遣いだからな。でも、食べ物の美味しさは感じれるのさ

ウシシマくんは満面の笑みでユージンの話にうなづいていた。

2人が食べ終わると、ススムは話始めた。

昨日の話だけどさ。やっぱりサポートしてくれないかな?

いいよー!

いいよー!

え?あっさり。

もともとそのつもりだったけど、大判焼き食べさてもらったら、モ~頑張るしかないよね。

そうそう!まさかキャラメルポップコーン食べれるとは!!

なんかこんなにあっさり行くと拍子抜けというか。。。

そうでしょう。でも、成功ってそんなものだよ。ここで心に留めて欲しいことは、キミが偶然だったとしてもウシたちを見つけて、《大判焼きを買って家に呼んでくれた》この行動を起こしたことが全てだよ。キミが行動を起こしたから未来が変わったんだ。分かるかい?そのまま1人で頑張る未来とウシたちと一緒に頑張る未来。2つの未来があって、ウシたちと一緒の未来をキミが行動を起こしたから作ったんだ。

そうなのかな~。なんかそう言われると聞こえはいいけど、未来を変えるなんてそんな大袈裟な気がして。。

言いたいことは分かるが、未来は何も変わってないぞ。ただ絶対決まっていることは、どんなに大きな変化もまずは小さな変化からと言うことさ。人生は全て小さな行動の積み重ねで未来の大きな変化を生んでいることを、まずは知ると良い。まだ理解は出来ないだろうから。

ススムは自分が行動を起こしたことが未来を変えたという認識は持てないが、とりあえず自分が起こした行動が好転したことを受け入れ、【行動を起こすこと】が大切なことだと理解した。

仕事の本質と目的を問われるススム

すると、ウシシマくんがススムに聞いた。

ところでススムくんさ、なんで仕事してるの?

なんで?って、社会人になったら働くのが当たり前だろ。

じゃあ、働かなくて良かったら働かないってこと?

そう言われると、答えにくいけど、働かないな。毎日毎日好きでもないことをやるのって苦痛だろ。

なんで答えにくいの?働かないって即答出来ないの?

・・・・・・う~ん、わからない。

ススムは前日のようにまた2人が消えてしまうのか恐れた。

しかし、ウシシマくんは優しく答えた。

ズバリ言ってもいいですか?

ススムは頷く。

キミには目的がないのさ。

目的?

簡単に言うと、何の為に誰の為にって言う意識があるかどうかってこと。キミは何の為に仕事をしているんだい?

何の為に?それはお金を稼ぐためじゃないの?それは俺だけじゃなくて皆一緒じゃないのか?

お金を得ることは仕事でしか出来ないのか?

突然ユージンが入って来て、ススムは動揺する。

え?仕事しかないんじゃないないの?宝くじが当たるとか?でも、宝くじを買う為にもお金がいるから。。。

モ~目(盲目)だな~。常識に捉われて生きていると特に今の時代は生きづらいよ。ユージン、簡単に解説してあげてよ。詳しく話しちゃうとススムくんパンクしちゃうから。

いいだろう。ポップコーンを買ってくれたお礼だ。特別に教えてやろう。お金を手に入れる方法は、全部で6つある。でも話も長くなるから段階を追って理解していけばいい。とりあえず、4つは知っておいて欲しい。全く思いつかないか?

4つ?そんなに??働いて稼ぐだろ。あと3つか、、、

かせぐは正解だ。あと3つは、もらう・借りる、そして盗むだ!

もらうと借りるは分かるけど、盗むって話が違うんじゃないか

何を言ってる?俺はお金の得る方法としか言ってない。盗むことが悪いことという議論がしたいワケじゃない。そういう風に自分で見える世界を狭めているから盲目って言われるんだ。

ススムは、怪訝そうな顔でユージンを見つめた。するとウシシマくんが話始める。

ユージンありがとう。ススムくん、どうだろう?お金を稼ぐためといったけど、それはお金を得ることを目的にしたら、稼ぐよりはもらったり、借りたりした方が楽じゃないかな。

当然だろ。でも、お金をもらえたり、借りると返さないといけないじゃないか。盗むと捕まるし。稼ぐしか今の俺には選択肢はないだろう。

確かに他の選択肢は現実的じゃないかもしれない。キミの言ってることも理解出来るけど、ウシたちが言いたいのはそういうことじゃない。【稼ぐはお金お得るための手段の1つにすぎない】ということだね。

手段の1つにすぎない?

モ~いいでしょう!?結論から言うと、【稼ぐ目的をお金を得る為にしてしまうと大変だ!】ってことだよ。さっきも言ったけど、他の選択肢の方が楽なんだから。人間楽を覚えると元に戻れなくなるからね。仕事をすることと給料をイコールで結ばないってことだよ。給料が目的になると、減ったりすると辞めたくなる。もちろんお金に関してはゼロには出来ないけど、それより大切なことは、やっている仕事そのものの価値はどこにあるのか?誰が喜ぶのか?そんなことを考えて仕事に取り組んだ方が充実度は確実に高まると思うよ。

ススムは2日続けて自分の知らない価値観に触れたことに、昨日よりは冷静に捉えている自分がいることに気づいた。しかし、それを言葉にすることは出来ない。ただ違和感として感じている自分がいることは確かだった。

ススムの人生のベクトルが少しだけ変わった瞬間だったかもしれない。

おカネの教室、高井浩章、インプレスより2018年3月出版


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